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← 記事一覧に戻る • 🏷️ DTMノウハウ / シンセ音作り・サウンドデザイン mixing_mastering 2026-09-23

シンセサイザーの音作りを難しく考えずに実践する方法

オシレーターやフィルターなど難解な用語が多いシンセの音作り。まずは難しい理屈を抜きにして、音が劇的に変わってコントロールしやすい6つの共通パラメーターから理想の音に近づける実践的ノウハウを解説します。

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シンセサイザーの音作りを難しく考えずに実践する方法
📷 実践・解説イメージ 執筆・撮影: Lin Wolinski

シンセサイザーの主要パラメーター(Cutoff, Attack, Release)

DAWソフト上で作曲やアレンジに取り組む際、多くの場合避けられないのがシンセサイザーの音作りの壁というものがあります。

シンセサイザーの音作りについて調べるとまずオシレーター、フィルター処理、VCA、LFO、信号波形などなど、電気工学的とも思える難解なキーワードが飛び交います。

実際電気系、工学系の学問を学んでいた方なら比較的とっつきやすいかもしれません。しかし皆がそうではないのが事実です。

まずは難しいことは抜きにしてとにかく分かりやすく音が変化してコントロールしやすいパラメーターツマミを触って自分の理想の音を探しましょう。


シンセサイザーの変化が分かりやすく覚えやすい共通のパラメーター

シンセサイザーの構造や技術的なことはなるべく説明を省きます。

まずはお使いのシンセサイザーのプリセットから一番イメージに近い音色を探します。完ぺきではないけど気になる音色があればそこから理想に近付けるためパラメーターで変化をつけていきます。

フィルター(FILTER)とアンプ(AMPLIFIER)のツマミ群

  • Cutoff - 高音域に影響。基本は100%にすると元の音色で明るめ、下げると高域が削れてこもった丸い音に変化。
  • Resonance - Cutoffの値によって高域に変化が出ます。Cutoffの値、元の音色によっては変化が感じられない場合もあります。
  • Attack - 音の立ち上がり。鍵盤を押した瞬間の発音の速さ。
  • Decay - 減衰。鍵盤を押している間の音の伸び(減衰する時間の長さ)
  • Sustain - 持続音。鍵盤を押している間、減衰を経た音の伸び。100%/最長に設定すると押している間は音が消えない。
  • Release - 最終余韻。鍵盤を離した後、音が完全に消えるまでの時間。100%/最長に設定するとほぼ永遠に音が鳴り続ける。

まずは上記の6つのパラメーターをお使いのシンセサイザーのコントロール、ツマミ群の中から見つけてください。恐らく上記の名称そのまま、またはA、D、S、Rなど省略された表記、限られたパラメーターで簡略化(Decay,sustainがないなど)されていることもあります。

ADSRエンベロープのスライダーと波形

CutoffとResonanceで音の明るさ暗さ、鋭さや丸みを決定し、Attackで音の始まり方、Decay, Sustain, Releaseで音の伸び方を設定できます。

これだけでも分かりやすく変化が出るのでプリセットの音色を元に好みの音が完成する可能性があります。


プリセットの音色を大本から変えたい場合(オシレーターの調整)

プリセットの音色が遠からず近からずといったかんじで満足できない場合、音色そのものを変化させます。

今度はOSC(Oscillator)オシレーターという項目を探します。

オシレーター(OSC 1, OSC 2, OSC 3)のコントロール部

少し難しく感じるかもしれませんがオシレーターとはシンセの根幹にあたる基本の音だと思ってください。ここで大本の波形を決めます。

オシレーターが複数ある場合(OSC1,OSC2など)鍵盤を鳴らすと、1音で同時に複数の音を一機のシンセサイザーで発音することができます。オクターブ上、下(OctまたはOctave)を同時に鳴らして音を太くする、波形の形(Wave)を1と2で変えて性質の違う音を混ぜるといったことが可能だと思って大丈夫です。

それぞれ独立したVolume(音量)ツマミがあることが多いので各オシレーターのバランスをとってあげましょう。

波形の形状、種類を覚えよう、と言われることが多いですがまずは鳴らしてみて、ギザギザした直線の見た目のアイコンが鋭く歪みやすい、丸みのある曲線の見た目のアイコンが柔らかい音が出そう、ぐらいな感じで触ってみてください(はっきり言って説明としては正しくありません)。


逆に触る際注意が必要、必要なければ触らないほうがいいパラメーター

逆に触る際注意が必要、必要なければ触らないほうがいいパラメーターとしてTune, Fine, Coarse, Detuneがあります。

これらは音程の微調整ができるのですが、間違って触ると鍵盤の音は合っているのに音程が他の楽器と合わない、何を鳴らしても合わない、といったことになります。

音程がおかしいと思った場合はこれらのパラメーターがセンターになっているか確認してみてください。


以上のざっくりとした説明でさえもシンセサイザーはどうしても構造上難解で人によっては苦手意識を持っているかもしれませんが、そんな方にこそこの記事が役立つことを願っています。

そんな難しく考えず簡単で分かりやすい音が出せるシンセサイザーを目指したのが、Lo-bit record製の Wonder synth01 です。

モード切替で音色が切り替えられて最小限のパラメーター操作で音作りができる素敵な作品になっています。

製品ページから購入または体験版のダウンロードができるほか、ページ下部にはこのWebブラウザ上で音が出せる「ブラウザ試奏セクション」の機能が実装されています。

MIDI鍵盤をPCに接続して認識されていればブラウザ上でそのまま演奏も可能なので、ぜひ遊んでみてください。

👉 Wonder synth01 の製品詳細・ブラウザ試奏はこちら

🎧 Lo-bit LAB フリーBGMライブラリ

※本環境・機材、当サイトで紹介される技術を用いた楽曲群がLo-bit LAB フリーBGMライブラリで試聴・無料ダウンロードいただけます。随時更新中。

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Lin Wolinski
Creator & Developer Profile

Lin Wolinski / Lo-bit record

🎸 Once Grace Forever (Ba. / Synth. / Cho. / 作編曲) ↗ 🎛️ Recording & Mix/Mastering 💻 C++ Audio DSP Plugin Dev 🎓 音楽講師 (Gt, Ba, DTM, 作編曲)

ミュージシャン、レコーディングエンジニア、音楽講師(ギター、ベース、DTM、作編曲)、C++オーディオプラグイン開発者として活動。 バンド「Once Grace Forever」にて Ba. / Synth. / Cho. および作編曲を担当。
オーストラリア留学経験を経て、バンド活動以外にも作編曲やミックス・マスタリングの受注、「Lo-bit record」名義でのDAWオーディオプラグイン開発を行いながら、フリー音源のリリースや音響技術記事の執筆など多岐にわたり活動中。

※作編曲・ミックスマスタリングのご依頼やレッスン・開発のお問い合わせは X (Twitter) DM 等より受け付けております。
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